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みなさま、こんにちは。
  27年度高校入試で韮高普通科が0.95倍だったことが、話題に上がります。6日の役員会でも喫緊の課題として意見交換がありました。今日は、私(昭和58年卒)の知るところをお話ししましょう。
  現在の入試方法と私たちの頃では、だいぶ違うところがあります。1つ目は、「理数科」と「普通科」で併願できるという点です。2つ目は、理数科の内申点及び当日のテストの点数において、理科と数学は1.5倍で計算するという傾斜配点が行われているという点です。
  たとえば、『どうしても韮高に行きたいけど、国語や社会は苦手』という子が、理数科を希望して、理数科の合格ライン(点数)には及ばなかったけれど普通科で合格することができたという話は、よく耳にします。
  つまり、普通科の定員割れは表面上普通科を第一志望にしている子のみの倍率であり、 実際には、理数科と普通科を足した志願者を、合格者人数で割った数が実質倍率と考えなくてはいけないのかと思います。
  県教育委員会のホームページによると、H27入試の受験者数は普通科228+理数科62=計 290名。今年の新入生(合格者)は 普通科240+理数科41=計 281名。実際の倍率は1.03倍であるともいえます。
 中学生の志望校選択においては、中学校の先生の話よりも、塾情報が先行している様に見えます。
「うちの子は韮高ギリギリだったからK高。塾の先生がK高の方が大学推薦枠がありいいって言ってたわ。」とか、 親同士の口コミってすごいですよね!
 三島駅至近に住んで首都圏へ通勤している親は都会志向なので、駿豆線韮山駅よりも三島駅沼津駅が都会的に感じるでしょう。他県出身者なら韮高のよさを知りません。
 文武両道で体育が厳しいという噂もあるようですが、大変なのは1年の時だけで、2~3年生では水泳とマラソン以外は選択種目です。ただ、勉強だけに力を入れてきた子供にとっては、一年時の体育授業がきつく不登校になってしまった子がいるという話も聞いたことはあります。 それでも体育が苦手な子が、仕方なく頑張っているうちにクロカンで完走してしまったりするのですから、悪い面だけを強調した噂を信じないようにしたいものですね。 悪い噂はすぐに口コミで広がりますから。
  私達も、現実を見てからモノ言いましょう(笑)6月13日に行われるオープンスクールに、同窓生も参加しては如何でしょうか?
噂に噂を重ねるよりも、実際に授業風景を見て、『韮高はやはり素晴らしい学校だ!』という評判を声に出せば、心配を抱える受験生の親に良い印象が伝わるかもしれません。
「定員割れして大変だ! 人気がなくなり困った! レベル低下が心配 !」ばかり発言していると、評判を落とすのに加担してしまいます。
『韮高はいい学校だ』と、卒業した私たちがもっともっと自信をもって発信していけばよいのではないでしょう?
  皆様のご意見も、お聞かせください。
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