第2回同窓会有志ボランティアバスVOL5 |
|||
柴原 徹さん(高31)と奥様の早苗さん 今回の第2回東北応援ボランティアに参加できて、本当に皆さんに感謝しています。 ありがとうございました。
|
|||
学生時代仙台で過ごされた稲村 啓二さん(高32) 大変貴重な体験をさせていただきました。 30回の方々を中心とする幹事の皆様に心より御礼申し上げます。 また参加者の皆様の温かい雰囲気がとても心地よいものだったことにも御礼申し上げます。 まとまりがつかないのですが、感じたこと(想ったこと)を書かせていただきました。 ------------------------------------------ 被災地の風景を見て、現地で暮らす方々の話を聞いた 2年前、そこにいた人たちは究極の選択を迫られた マニュアルでは生徒たちを守れないと思った時に、規則を破ることができるのか 自分が危険にさらされるのに、既に避難したかもしれない家族を探しに行くべきか 迫る津波から逃れる時に、自分が運転する車の前にいる人の命は大切なのか 津波に飲まれそうな時に、人の手をいつまでつかんでいてやれるのか 家族が、友が死んだのに、なぜ自分が生き残ったのか 遺体が上がらない家族の死を、受け入れることができるのか 自然が突きつけるのは、「あなたはどんな人間なのか」という問いかけだ あそこにいた人たちは、必死に答えを出そうとした まだ答えを探している人たちも多い 私はどんな答えを出すのだろうか はたして答えを出せるのだろうか 「これが自分だ」と胸を張ることができるだろうか 究極の選択を迫られた人たちは、みな優しかった 自分はそんな経験をしないと、優しくなれないのだろうか そんな経験をしないと、本気で考えることもないのだろうか そう、今、感謝することから始めよう それなら自分にもできるのだから 貴重な経験を伝えてもらったのだから 経験した人たちが、経験しなくても優しくなれるよと言ってくれているのだから そしていつか「これが自分だ」と胸をはれるになろう |
|||
大学生のお嬢さんとご参加下さった西田 照代さん(32回) 時を、場所を、気持ちを共有して下さった皆様、本当にありがとうございました。 毎日学校で目にしていた震災の写真が、帰って見たら3Dのようで、360度何も残ってないあの空間がよみがえり、悲しさと切なさで涙が出ました。 行って初めてわかりました。 今は3階から眺める街の風景にありがとうが溢れます。 自然の脅威は圧倒的で、なすすべもありませんが、出逢った人々を思うと温かさで満たされ、希望を胸に前に進む強さに励まされました。 現実を受け止めることで次に進める…命は自分で守る…等々多くを学びました。 娘は今できることはやり思い切り楽しむ…と更に前向きになりました。 また皆様とお会いするのを楽しみにしています。 毎朝東北の地に続く空をみて、思いを馳せ、祈っています。 |
|||
Vol4へ Vol6へ |