第2回韮山高校 OBOG交流会 
     @五反田ゆうぽーと  2013年10月6日


   昨年の6月に続き行われた社会人と大学生の交流会
 参加者は66名と昨年より少しこじんまりとした感じにはなりましたが
 内容はより充実していたような気がします。

 ます幹事のお一人で会場手配をして下さった杉本友也さん(高55)の挨拶に続き、
昨年この企画を発案された高木渉さん(高62)が挨拶。
その後、参加者最年長の斎藤芳人さん(高30)の乾杯のご発声となったわけですが、
あまりの進行の速さに準備が間に合わず、慌てるスタッフの皆様。
「エッ!?もう?だって普通挨拶って長いのが相場でしょう?しかも4番目って聞いてるよ〜」
と言わんばかりのパフォーマンス(笑)


 同窓会から1万円のご祝儀を預かって来た私の挨拶も予定して下さってあったようですが、
軽く頭を下げただけて済ませました。
「同窓会は皆様方の会費で成り立っています。5年間は親御さんが特別会費を払って下さっていますが、
社会人になったらみんなも払ってね」とか言ってもよかったんでしょうけど(笑)
とにかく堅苦しさは抜きにして歓談タイム。30分ほどして社会人の自己紹介が始まりました。


 社会人のお一人、講談社にお勤めの安藤千秋さん(高56)
(一ヶ月も経ってから、しかも担当のフライデー発行直前「明日までに感想頂けますか?」
と無茶ぶりしたにも関わらず、しっかりと答えてくださいました)

「行動力のある若者がいるなぁ」

 まだ30前にしておっさん(諸先輩方申し訳ございません)のような感想を得てしまったのは、会社の同期が「ポーカーのプロに、オレはなる!」といって退職した時期と前後して、本会へのお誘いを受けたからでしょう。遺伝なのか生活習慣なのか若干抜け毛が目立つようになってきましたが、意地でも自分が老け込んだとか思いたくはないのでそういうことにしておきます。

 106日に開かれた「韮山高校OBOG交流会」には半ば同窓会気分で出席したのですが、予想外に多くの学生が出席していたこと、56回卒業の私から見ても父母の方が近い年齢の方がいるほど多岐にわたる世代のOBOGがいらしていたこともあって、改めて韮山高校のつながりの強さを感じる機会となりました。

 久しぶりに同級生の近況を聞いては懐かしく高校時代を思い出し、出版社を志望する学生に対してエラそうに話をすることで日々の取り組みを反省する機会とする。これだけでも日常にはなかなかない経験ですが、いろいろな立場の方々と話をすることで週刊誌の編集者という立場としては、仕事においても企画のヒントを数多く得ることができたと思っています。(この場では詳しく掛けませんが、皆様から頂いたヒントを基にちょこちょこと記事を書いています。ご興味ありましたら“毎週”『FRIDAY』をお買い求めください。会社の規定で社員の書いた記事に署名を載せることはできないため、必ず“買って”、隅々までお読みいただければ大変ありがたいです。イメージ以上にまじめな記事があって、予想外の発見があるかもしれません)

 職業柄いろいろな方とお会いする機会も多いのですが、みな口を揃えるのは「これからの日本が転換期にある」ということ。パッと考えてみても、政権与党が交代し円高基調が転換、東京五輪の開催決定、リニアの話も進み東日本大震災からの復興事業にも需要が転がっている。私の地元伊豆にしても、伊豆縦貫道の延伸工事が続き帰省のたびに雰囲気が変わっていきます。

 そういった“転換期”にあって学生が主導してOBの交流会が開かれたことに、冒頭のように行動力の高さとFacebookというメディアの強みを感じた経験となりました。時間も限られていて十分にお話ができなかった方々もいるので、こういった機会があればできるだけ顔を出していきたいと思っています。

 最後になりましたが、企画・運営をしてくださった皆様、ありがとうございました。

 学生発案というところが素晴らしいですね。校長先生も大絶賛の企画です。
無理を聞いてくださったお礼に?次号のフライデーを買って、どれが安藤さんの記事なのが当ててみたいと思います。


大学生の鈴木啓章
さん(高62)にはfacebookで感想をお願いしました。

 去る106日、五反田にて韮高OBの交流会が行われました。
社会人の先輩方の話はとても刺激的なもので、また、その立ち居振る舞いにはどこか大人の余裕が感じられました。5年後、10年後に果たして自分がそうあれるのかと問われると、不安は山積みではありますが、辛いときは韮山の仲間たちの存在が私の背中を押してくれるはず。
今はただ、空を見て、地を踏みしめて、一歩一歩着実に進んでいきたいと思います。
今回で2度目となるこの試みですが、これからもぜひ継続していってほしいです。
 最後に、このような素晴らしい時間を用意してくれた幹事の皆さん、本当にありがとうございました。韮高の温かさを再認識することができました。

鈴木さんとは交流会後、直接お会いしてお話をさせて頂きましたが、学生生活を謳歌しながらも地に足つけている感じで、日本の未来に希望が持てました。他にも何人かの学生さんとお会いしましたが、本当に頼もしい方々ばかりでした。


 また、当日お見えになれなかった電通にお勤めの山岸夏彦さん(高48/甲子園でセンターだった方)と
後日、お話を伺う会を総勢7人で設けたのですが、参加された稲垣 咲さん(高63)から
「山岸さんのお話を聞けてよかった というのはもちろん、皆さんとも いろいろと話せて楽しかったです。
 やはり韮高生っていいなと改めて 感じました。 せっかく作ってくれた 貴重な機会を無駄にしないように
 今後の就職活動に 活かしていきたいと思います。

とメールを頂きました。


 静岡県庁東京事務所にお勤めの津久井 剛さん(高31)にも、日をあらためて5人の学生さんとの会をセッティングして頂きましたが
「私の方こそ、元気な皆さんと話しをすることができて感謝しております」
と感想を頂き、学生はもとより社会人にとっても楽しい機会になったようです。

 来年は、当日司会をされていた福原健太さん(高63)が代表幹事となって開催して下さるそうです。

 これをきっかけに、毎年6月の第一金曜日に帝国ホテルで行われる関東地区韮山同総会や8月の総会への若い皆様の参加を期待しつつ、就活が本格化する前の開催ですので、思った以上に業種を絞っていない学生さんも多かったので、来年もより多くの業種の社会人、学生の皆様にご参加頂ければと思いました。
                                                       記 土屋祐子(高30)
 最後にきちんとした会計報告を出されていますので、添付させて頂きます。               

     2012年                        龍城のWA!