伊東雅道さん(高30)からのメール

メルマガ編集委員の皆様

明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 いつもご苦労様です。

先日はレーベン号ボランティア活動について取り上げて下さり、ありがとうございました。
実際のところ、恥ずかしくて最後まで読めませんでした。
やはりボランティアは前面に出るべきではありませんね。

さて、穏やかに思える年初ですが、年が明けたからと云って、東北が急に復興するはずもなく、
まだまだボランティアや生活再建のための支援を必要としているのが現状です。
私は今年も東北支援を継続する予定ですが、活動方法を大きく変更することにしました。

以前からボランティアバスでの活動と個人としての活動を並行して行って来ましたが、
ボランティアバスやボランティアセンターの活動ではカバーしきれない部分をどう支援するか、
またレーベン号の白ナンバー故の活動の難しさ財政的な問題をどう解決するか
という課題を常に抱えて来ました。

悩んだ末、今年からレーベン号を離れ、今まで共に活動してきた100人近い仲間達と
新しいボランティア団体(ボランティアチーム援人)を立ち上げることになりました。
現在、ネーミングや活動方針、そして活動内容の詰めを行っているところです。
貸切バスを利用したボランティアバスの運営様々なプロジェクトの後方支援
ボランティアセンターが対応しきれない地域、個人宅や仮設住宅の支援など、
被災地の方々が本当に必要している支援を地元の方との絆を大事にしながら、
進めて行きたいと考えています。

せっかくレーベン号での活動を紹介していただいた直後だけに、
新しい団体のことをお伝えすべきかどうか迷いましたが、
やはりお伝えしておくべきだろうと思い、取り急ぎメールした次第です。
今後はレーベン号の運営に関わることはありませんが、
もしボランティア活動に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、
色々ご案内できると思いますので、遠慮なくご連絡下さい。

まだまだ、寒い日が続きます。どうぞご自愛下さい。

伊東さんたちにとっては、8か月共に活動されてきたレーベン号さんから
白バス運行の法的な問題をきっかけに離れるというのは苦渋の選択だったと思います。
一度だけですが、乗らせて頂いた私にとっても とても残念なことです。
ただ、新たに今までの実体験を活かした新しいボランティア団体を設立するとのこと、
ぜひ応援させて下さい。


                      龍城のWA!