オトナの食育 

調理器具編 第4回(通巻179回)2021/11/10号掲載 千葉悦子(高28)

調理器具に関して、大は小を兼ねない場合も

 リノベーションが済み、新しい調理機器を使ってみて、鍋などの調理器具には「大は小を兼ねない」場合があると改めて気付きました。上部が広がった大きなフライパンを置くと、奥の加熱プレートが使えなくなります。(写真1また、直径の大きな鍋等を左右に置く場合に、ふたが大き過ぎるとふたがきちんと閉まらないことも分かりました。(写真2)なお、写真2の左側の大きなふたは、一人暮らしをしていた息子が買った物で、リノベーションを機に居候を始めたため、我が家に持ってきたのです。自分では買わない物を使うことにより、気付いた次第です。
 
            (写真1)
 

            (写真2)


 コンロを複数使えないと、いろいろな料理を同時に作るような場合は不便です。これからの季節、お正月をはじめ、広い意味の家族が集まるような際は、メニューも含めて準備の段取りを良くしないと、と思いました。

 私の年代ですと「もったいない」という気持ちが働き、既にある物を使おうとしがちでしょうが、台所をリニューアルするような際は、調理器具も使いやすい物に買い替えることが必要と思います。ただし、リニューアルしてから買い替える方が、思わぬサイズの不具合等がなくて、無駄がないでしょう。

 コロナ禍で、経済が回らないという問題があるなか、個人の経済が何とかなる場合は、台所のリニューアルをはじめ、住まいも再考できると理想と思います。機器が格段に新しくなっているので、それを理解し、うまく使いこなせる程度の元気のあるうちに、と思います。


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