オトナの食育
調理器具編第1回(通巻第154回) 2019/6/10 千葉悦子(高28)

衛生的な洗いやすい縁のボウルやザル




写真1
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写真2

 ついでに、このボウルにぴったりの平ザルも求めました。写真2のように、12人分のゆでた空豆を水切りしながら冷ます場合、ちょうど良い大きさです。ザルの穴が大きめなので、細かい目のザルよりもきちんと洗いやすいです。一つあると便利な平ザルと思います。
 100円ショップでボウルが買えるかもしれませんが、ステンレスの中でも比較的丈夫で高価な188のステンレスで、底部には特にたくさんステンレスを使っていますし、縁に巻きがないのですから、十倍以上の値段は受け入れられると理想です。

梅雨は特に、衛生に気を付けたいものです。今回は、縁が巻いていなくて、洗いやすく衛生的で、使い勝手の良いボウルと、その上に乗せられる平ザルの紹介です。
 新聞に掲載されていて、先日、私も手に入れて使ってみました。“conte”(コンテ)というブランドで、“巻かない”道具であることが第1の特色の様です。従来のステンレスボウルやザルは、縁に巻きがありますが、今回の物には巻きがないので、その隙間に汚れが詰まらず、隅々まで簡単に洗えて衛生的です。なにより、家事の手間が減るのがうれしいです。
 その上、ボウルは深型で底面が小さめなので、卵1個といった少量であっても広がり過ぎず、混ぜる際にもやりやすいです。一人暮らしや少人数家庭の場合、このシリーズの一番小さいボウル(直径137 mm、高さ76 mm、容量640 mL、重さ168 g)がお勧めです。写真1はこの小さいボウルにMSサイズの卵を入れたところです。底面が小さくて高さがあると、一般的には不安定でしょうが、重心が下の方にあり安定していて、卵1個を撹拌するような際にも作業しやすいです。

 6月なのでJune brideという言葉を思い出しました。今回紹介するものは結婚祝いに適するのではないでしょうか?自分で購入するには高価なものを、記念品という意味合いの贈り物として頂けると嬉しいです。よほどおかしな使い方をしなければ何十年間も使えて、贈り主のこともずっと覚えていることでしょう。もちろん、一人暮らしを始める入学や就職祝いにも良いですね。

 人生100年時代ということで、還暦後もずっと食事作りは続きます。若い頃揃えた台所道具が古くなってきて、買い替えるような場合にも役立つ情報になるよう、「調理器具編」を設けることにしました。日常生活に張りがなくなりがちな中高年世代も、新しい調理器具で料理が楽しく、かつ、合理的になるよう、たまに調理器具についても書きたいと思います。
 なお、特定のブランドや商品の宣伝は同窓会のH.P.では避けたいですが、書き添えないと分かりにくい場合は記載させて頂きます。「早く買いたかった!」と本当に思うような調理器具の紹介をしたいです。私は誰かに宣伝を頼まれたわけではないことを申し添えます。

■参考文献等

conte”のホームページのボウルやザルの部分    https://conte-tsubame.jp/products/makanai/