新年おめでとうございます。
来月、私の所属する「食のコミュニケーション円卓会議」が開催する、公開セミナー「知らないではもったいない!!!米を食べて治す・予防する研究が進んでいる」のお知らせとお誘いです。
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日時:2016年2月6日(土) 13:30~16:15
場所:主婦会館プラザエフ7階 カトレア
内容:第一部:基調講演
1) 花粉症治療米の臨床研究における効果
(齋藤三郎氏 東京慈恵医科大学)
2) アルツハイマー病の予防
(石浦章一氏 東京大学大学院)
3) 健康機能性米への期待
(高岩文雄氏 農業生物資源研究所遺伝子組換え研究センター)
4) メディアの立場から
(小島正美氏 毎日新聞)
第二部:パネル討論
進行:市川まりこ(食のコミュニケーション円卓会議代表)
パネリスト:講演者
参加費:無料
申し込み:メールで事前登録 先着150名
申込み専用アドレス→gmadjpt●gmail.com
●を@に置き換えてください。
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1)~3)の講演者は、私もまだ、お話を伺ったり、著書等を拝読したりしたことがありませんので、ネットで少し調べました。
齋藤三郎氏に関しては「くらしとバイオプラザ」のホームページ「スギ花粉症の食べる免疫療法」レポート
http://www.life-bio.or.jp/topics/topics194.html や、
同ホームページの「スギ花粉症の食べる免疫療法~花粉症緩和米について」
http://www.life-bio.or.jp/topics/topics225.html をご覧ください。
アルツハイマー病の予防の石浦章一氏については、東洋経済のホームページhttp://toyokeizai.net/articles/-/8062 でイメージが持てそうです。食事と運動が大事と書いてありますね。
高岩文雄氏は、日本科学未来館のホームページの次をご覧になると助けになりましょう。http://www.miraikan.jst.go.jp/event/1303291010471.html
小島正美氏は、2015年に出版した「誤解だらけの遺伝子組み換え作物」の編著者であり、食品の安全性の捉え方についての著書が多数ある方です。私は、小島氏のお話しを何度か拝聴し、早口ですが聞きやすく、また、科学者でない人にも分かりやすくお話しなさいます。
「遺伝子組換え」というと、避けたい気分になる方もいらっしゃるかと存じますが、消費者に大きなメリットをもたらす可能性があることも知っておきたいものです。農薬を減らせるタイプの遺伝子組換え作物が、先に知られたことから、生産者にメリットがあって消費者にはないイメージが広まっているようですが、そうとは限らないことも認識しましょう。
なお、上記の小島氏の本は、遺伝子組換えについての心配や誤解が、確かに杞憂で誤解であることを一般の人向けに説明していて読みやすいので、ぜひ皆様にお読み頂きたいです。
「遺伝子組換え作物」と聞くと、それを野外で栽培した場合の交雑を心配なさるかもしれませんが、「隔離された島で栽培して、島の活性化を図るという方法もある」と耳にしたことがあります。私は「なるほど!そういう限定的な使い方もある。」と思いました。
私自身、スギ花粉症で毎春、苦しいですし、叔母の一人が認知症なので、アルツハイマー病も他人事ではありません。私だけでなく、多くの方々が心配でしょう。
話は飛びますが、NHK朝ドラ「あさが来た」で人気沸騰と言われるディーンフジオカ扮する五代友厚氏の名台詞を思い出しましょう。「リスク」という言葉を使って、ヒロインあさの新しい事業を高く評価するお話をなさいます。また、「お金はお墓には持って行けない。大事なのは、後世に何を残せるかです。」も、胸を打ちます。
あのような素敵な人から熱心に言われたら、たいがいの人が新しいことへの挑戦について、ためらいが減るでしょう。(笑い)新技術を毛嫌いせず、科学技術の進歩に耳を貸してみませんか?後世に宝を残せるかもしれません。
新年に、気持ちを切り替えて、新しいチャレンジを期待いたします。
■主に参考にしたもの
食のコミュニケーション円卓会議H.P. 公開講座のチラシhttp://food-entaku.org/kouza/150710shaberiba.pdf
小島正美編著「誤解だらけの 遺伝子組み換え作物」エネルギーフォーラム(2015)
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