オトナの食育 

所感編 第167回(通巻226回)2026/8/10号掲載 千葉悦子(高28)


最適化栄養食


 先月は熊本に大地震が起き、91日は防災の日なので、防災食にも関連する「最適化栄養食」についてです。

 先月、私は「食の信頼向上をめざす会」情報交換会で、「すべての栄養を含む最適化栄養食とは」と題する前島秀樹氏の講演を拝聴しました。

 「最適化栄養食」とは、「年齢や性別、生活習慣など、一人ひとりの状態に合わせて主要な栄養素がバランスよく適切に調整された食」とのこと。日本最適化栄養食協会HPに詳細が載り、この協会で認証した製品の事例が掲載されます。冷凍食品等や一部のファミリーレストランでは、「完全メシ」というキャッチフレーズで販売されることがあります。

 残念ながら、よく行く店では見当たらす、まだ、私は実食しておりませんが、できればトライしたいです。


日常に取り入れては

 毎日3食、手作りする時間がなくて、弁当や総菜や外食を利用する人が多いことでしょう。その際に、各種栄養素が過不足なくとれる食事を選ぶことは重要です。特に、手作りする体力やスキルのない一人暮らしの高齢者が増加する時代、多少高価であっても、このような食事を取り入れることは非常に意義深いと考えます。


災害時の備えとして

 災害時、避難所生活が長引くような際は、栄養が偏りがちという問題が以前から指摘されます。栄養が偏れば、体調を崩しがちで、医療や介護がひっ迫するでしょうから、「最適化栄養食」が大事と判断します。

 故郷に近い地域としては、静岡県牧之原市や神奈川県鎌倉市が、「災害時における食料の調達支援協力に関する協定」を締結しています。津波等が心配される地域なのでしょう。各自治体で災害の備えをする際に、このような協定を検討してはいかがでしょう?


■主な参考文献等

日本最適化栄養食協会HP https://www.saiteki-eiyo.org/

日本最適化栄養食協会が神奈川県鎌倉市と 「災害時における食料の調達支援協力に関する協定」を締結https://www.saiteki-eiyo.org/pdf/20250214_news.pdf




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