韮高にもセーラー服の時代があった!?

1967年までは、韮高女子生徒の制服はセーラー服だった。

「韮高百二十年」誌(1998年増補版発行)によると、「1960年代後半の生徒会活動においては、校則等の見直しに対する生徒側の積極的な働きかけが行われた。たとえば、1967年に女子生徒の制服がセーラー服からブレザーに変更されるが、これも生徒側からの要望があって実現した」とある。
 1967年までの女子の制服は、冬服にセーラー服(北高の★のところに韮高の校章、色は紺または黒)で、合服は白のブラウス(形は指定なし)にベスト着用(スクウェアタイプとVカットタイプのどちらかは自由選択)、夏服は合服からベストをなくしたもの。
 1968年に変更した制服は、冬服・合服は現在の形であるが色は当時紺でも黒でも良かったのだそう。さらに、夏服の制定に際しては、初代ブレザー組の22回生女子を対象に制服指定業者とデザイン検討会を開催し、当時の一年生の意見を全面的に取り入れた形でデビューを飾った。男子生徒数が多い学校であるが故に、下着が透けて見えないように厚手の生地にしたという。だが、この夏服は厚手の生地が通気性を損ねているという不評もあり、1984年に廃止されている。
 「韮高女子は女ではない」と言われた世代の私からみると、男子生徒の憧れの的であった(北高・大仁高の)セーラー服と、韮高女子のイメージとはどうしても結びつかない。一体どんな制服だったのか俄然知りたくなってしまった。
 現在の韮高は男女ほぼ同数。大仁高も共学化に伴いセーラー服がなくなり、北高も来年から共学になるため、先日新しい制服が発表された。セーラーカラーと星は残ったものの、あの憧れのセーラー服はなくなってしまうのである。
 
そこで、メルマガの特別企画として、2人の卒業生に、セーラー服の思い出を語っていただいた。
これを読んで、制服について貴方なりの思い出があれば、ぜひ掲示板にひとこと書き込みを!!
                                                    編集委員のドラえもんより

以下の写真は、高校第18回卒業生の卒業アルバムより抽出掲載させていただきました
衿のマークは
 もちろん校章!


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