【龍城のWA!】         
    『フェイスブックが危ない』(文春新書) の紹介

 先月のメルマガで”韮高卒の学生と社会人の交流会”の記事をお伝えしましたが、その交流会での連絡に、主催した高木渉さん(高62)達が『facebookを利用して、韮高OBOGに招待状を送った』ということから、鈴木丈介さん(高22)から「出席したかったが行けなかったため、この情報を伝えてほしい」と同窓会に連絡が入りました。
  鈴木丈介さんは、株式会社 ジェイワークスの代表取締役社長をされていて、広告宣伝全般の企画制作、各種映像の企画制作などを事業されていらっしゃいます。
  伝えてほしいと言われたのは、鈴木丈介さん(高22)がプロデュースされた
「フェイスブックが危ない」(文春新書)という書籍です。
  就活世代でもある高木渉さん(高62)達がフェイスブックを使うに当たって、
危険性を知ったうえで使ってほしいということからのお話でした。
   読んでみたところ、就活での注意点、自分では非公開でも、友人が公開していたら情報が公開されてしまう等、改めて設定の方法を知っておく必要性に驚かされました。 また、危険を避けるための方法、投稿の出し方、活用したいアプリ等セキュリティツールについても記載されておりました。

  同窓会としても、facebookの活用を検討中のこともあり、個人的にも活用したい所が有りましたが、実名登録や、個人情報の観点から躊躇していたところでした。
 フェイスブックは、危ないからと言って、避けて通れないのが現状となっています。
  既に利用している方、これから利用しようとしている方に、その危険性を知ったうえで、その使い方、危険な状態からいかに避けるかを知っていただき、利用していただけたらと思います。
   鈴木丈介さんに書いていただいた書籍紹介の中にもありますが、著者の守屋英一さんはセキュリティの専門家で、この書籍の印税は、日本赤十字社を通じて全額を東北の被災地に寄付されることを付記しておきます。 
  facebookに興味のある方は、御一読をお勧め致します。
問題をお持ちの方も、解決方法が見つかるかもしれません。

 以下、鈴木丈介さんの書籍紹介文です。

   ★★★★★ フェイスブックが危ない ★★★★★ 鈴木丈介(22)  

 人と人とのつながりを促進するコミュニティ型のSNS。その中でも世界で9億人が利用するフェイスブック(Facebook)が大躍進しています。

 日本でも「実名で登録する」という他のSNSにはない特色が、友人・家族・学生時代の仲間などとつながる力になっています。
 フェイスブックのつながりは個人だけではなく、社会と直接つながることが日本でも認識され、現在1,000万人以上が利用し会員数は増大中です。

  しかし、フェイスブックの躍進の陰で、実名でつながることがリスクにもつながっていることを知る利用者の数はそれほど多くは有りません。
 私がプロデュースした 文春新書「フェイスブックが危ない」(著者:守屋英一)が620日に電子書籍版と同時に、全国書店で発売されました。(714円 税込み) 著者の守屋英一氏は、このタイミングでフェイスブックの怖さを利用者に伝えないと、ネットストーカーやサイバー犯罪の被害者が増大することを憂慮していました。
 そこで私がプロデュースし、文藝春秋から「フェイスブックが危ない」という本の出版の運びとなりました。

 この本は怖さを啓蒙するだけではなく、どう対処するかというセキュリティ現場の 第一人者ならではの具体的なノウハウが公開されています。
 第2章では「就活生が気をつけるポイント」で就職活動の注意点を指摘しています。
 第5章では「超絶テクニックを初公開!」社会人が注意すべきSNSガイドライン、SNSにおける注意事項・プライバシー設定方法など、社会人・学生・家族・子供に至るまでの注意事項が書かれています。

 フェイスブックの利用料は無料です。
 その代わりに、フェイスブック個人利用者のパソコンなどに入っている個人データ(住所録に入っている友達など全ての電話番号・メールアドレス)をマーケティングデータとしてフェイスブックが利用することを利用者が承認することで、フェイスブックを無料で利用出来る規約になっています。

 フェイスブックの仕組みを知って頂くために、まず、最初に「フェイスブックが危ない」を読んで頂きたいのです。 その後 フェイスブックのIDの設定をする時に、アカウント/セキュリティ/プライバシーの設定を自分に合った形にすぐ変更する事をお勧め致します。
  既にIDを取得済みの方は、自分に合った設定を今一度検討されては如何でしょうか?
なぜなら、フェイスブックは最初のデフォルトでは個人情報をほとんど自動的に公開するように設定されています。そのため記入カ所も最低限にし、いろいろな箇所にあるチェックマークを外して、個人情報をなるべく公開しない設定にする必要があります。
 クレジットカードの利用注意点、銀行のオンラインネットバンキングの注意点、破られにくいパスワードの作り方など、普段の生活に関わりの深いことも書かれています。
パスワードは通常8桁以上のアルファベット大文字小文字・数字などの組み合わせでの作成を推奨されますが、8桁から9桁に変える事でハッカーに破られる確立は50%以下に低下します。
 その他、ケータイのGPS機能による位置情報に注意、自宅・職場などの位置が想定出来ます。
 スパムアプリに注意、住所録などの情報が筒抜けになります。

●「フェイスブックが危ない」の章立てをご覧頂くとその内容が理解出来ると思います
   第1章   フェイスブックが選ばれる理由
   第2章   上手に活用できるかは、あなた次第!
   第3章   再利用される生活の記録
   第4章   悪用されるフェイスブック
   第5章   超絶テクニックを初公開!
   第6章   トラブル発生!あなたならどうする?

●著者プロフィール 
   守屋英一(もりや えいいち)
2007年、日本IBM 株式会社入社。セキュリティー・オペレーション・センターを経て
2011年、経営品質・情報セキュリティ推進室に異動。社内の不正アクセス事件およびISMS 内部監査を担当。
社外活動として警察庁「不正アクセス防止対策に関する官民意見集約委員会 実態把WG」、経済産業省「CTAPP 運用・技術WG」、内閣官房情報セキュリティセンター「各専門分野情報共有スキームの連携性及び情報交換モデルに関する検討」等の構成員、および総務省・経済産業省「サイバークリーンセンター」の研究員を務める。

 ※著者の印税は、日本赤十字社を通じ東北の被災地に寄付されます。

 以下サイトをご参考にしてください。

Amazon(書店)の読者からのレビューの一例をご紹介しますhttp://www.amazon.co.jp/product-reviews/4166608673/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1

●明解で的確な書評をご紹介します
 気がつきにくいFacebookの危険性「フェイスブックが危ない」 http://kcszk.com/blog/archives/1743

●フェイスブックが危ない Facebook:コミュニティページ
https://www.facebook.com/Privacyinfo

●お問い合わせ先
 株式会社 ジェイ ワークス
 鈴木 丈介
 E-mail: joe@jwo.jp
 HP: http://jwo.jp