連日、豚インフルエンザがニュースになりましたが、冷静な対応が必要でしょう。
食品安全委員会メルマガには次のお知らせが載りました。
○「新型インフルエンザに関する食品安全委員会委員長の見解」を公表
しています。
http://www.fsc.go.jp/sonota/butainflu_iinchokenkai_210427.pdf
※食品安全委員会では、4月28日に厚生労働省が新型インフルエンザ
の発生を宣言したことを受け、ホームページ等での表記を
「豚インフルエンザ」から「新型インフルエンザ」に統一しました。
食品安全委員会のメルマガはとらないにしても、食に関連する心配なことがあれば、国民の方が食品安全委員会ホームページにアクセスすると冷静になれるでしょう。
空豆のおいしい加熱方法・・・グリルでさやごと焼く
季節の食材の一つである、空豆のおいしい調理法を見つけました。
空豆を「さやのままグリルで焼く」という方法です。私が入っている生協のチラシで見つけました。残念ながらチラシの日付は不明ですが、今年のものです。
それまで、さやから出してゆでるか、ゆでて薄皮をむいて料理に使うか、どちらかでした。グリルで焼くと、ゆでるよりおいしいです。
ゆでるとあくも、おいしい成分も流れ出ます。が、あくの少ない野菜なら、こういう加熱方法の方がおいしさを逃さないことになります。しかもホクホク感の好きな人には、おいしいです。
ただし、グリルはたいがい小さいので、1回に少量しか加熱できないのが欠点です。とはいえ、少人数の家庭や、彩りに少し使う料理には向くでしょう。
グリルの火力に拠るでしょうが、私の家の電気のグリルでは途中上下を返すことを含めて、約10分で加熱できました。さやが少し焦げても、中の豆は焦げませんので、安心してください。
生協のチラシに載っていた料理は、牛肉・長芋(拍子木に切る)・空豆の炒め物です。肉の茶色と長芋の白の中に空豆の鮮やかな緑色が入るときれいです。醤油・酒・塩の味付けで、最後に少しごま油を加えるという工夫もあり、なるほどと思います。
私は牛肉の変わりにベーコン少量を使いました。ベーコンはピンクなので、色はこの方がきれいです。子どもたちにも好評でした。マンネリになりやすい食卓に変化を添え、驚きを伴う笑顔が見られます。
ただし、ベーコンはたくさん使い過ぎないようにしましょう。脂の摂り過ぎになりますから。
なお、豆は微量栄養素をよく含みますし、空豆は比較的鉄も多く、健康的です。この季節限定の味なので、ぜひ近いうちにお試しください。
■主な参考文献等
「五訂増補 食品成分表2006」女子栄養大学出版部(2005)
「春を味わう まめ料理 牛肉と長芋、そらまめの炒め物」
pal☆system my kitchen 産地と組合員をつなぐ青果と米の情報誌 グリーンプラザパル
制作:(株)ジーピーエス
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