オトナの食育
所感編 第54回(通巻87回)2013/7/10号掲載 千葉悦子(高28)
この夏こそ、食関係の見学・イベントに参加しませんか?
少し気が早いかもしれませんが、夏と言えば、子どもたちは夏休みですね!大人も、多少のお休みが取りやすいかもしれません。この夏こそ、子どもの自由研究やご自分の見聞を広め、気分転換も兼ねて、食関係の見学会やイベントに参加するよう、段取り良く予約しませんか? ★子ども霞が関見学デー・内閣府プログラム 内閣府食品安全委員会の「ジュニア食品安全委員会」の参加者を募集しています。開催日は、8月8日(木)午後です。申し込み締め切りは7月22日です。小学5・6年生が対象です。その年齢のお子さんをお持ちの方は、同行できるチャンスです! ★日本モンサントGM作物見学会 GM作物見学会が、今年も7月22日から9月6日まで、合計13回あります。詳細は、日本モンサント社のホームページをご覧ください。 私企業の見学会を1つしか書かないのは気が引けるので、同業他社の見学会も載せたかったのですが、「今回の企画については、知り合いの知り合いといった範囲にしてほしい」ということで載せられず、残念です。ご興味のある方は、直接私に聞いてください。 ところで、経済を活性化させたいということでしょうが、旅行に出掛けることを進める風潮があるように感じます。しかし、必ずしも娯楽らしい娯楽でなくてはいけないと思わなくてよいのではないか?と私は考えますが、少数派・変わり者でしょうか? 私が担当する中学校の自主研究(総合的な学習)には、新しい有用な作物に興味を持っている生徒がいます。そういう生徒にとって、へたな娯楽施設より、こういう見学会で研究者や、その周辺の人たちと直接会って話せて見学する方が、感動が大きいのではないか?と想像します。それほど強い興味がなくても、直接見ると、映像とは異なる楽しさがあるに違いないです。 また、都会に住む人にとって、圃場見学はちょっとした遠足気分も味わえます。実際、私は昨年の日本モンサント社の見学会に参加して、良い気分転換になりました。建物があまりない広々とした感じや、風に乗った草のにおいは、子どもの頃の夏を思い出して、懐かしかったです。 さらに、いつも広々とした地方にお住まいの方にとって、近代的でなかなか立派な高層ビルの中にある「食品安全委員会」を訪れるのも、非日常を楽しめそうです。私は都会に住んでいるといっても、下町ですし、警備の厳しい都心の立派なビルは異空間でして、これはこれで非日常の気分になります。 消費者とか市民として、見聞を広めて考えを深められると、個人にとっても社会にとっても有用です。お時間を作って、一風変わった(?)見学会の参加をしてみませんか?
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