東京も暑くなりました。先日は、三島の辺りに大雨が降ったそうで心配しました。
今月は「野菜を食べるために」をお休みさせていただき、日本経済新聞の土曜朝刊別冊である「日経プラスワン」に4月から連載中の「安心快食」の紹介をいたします。
書き手の瀬古博子様は「消費生活アドバイザー」の肩書きがこの記事に載っています。私にとりましては、今年度前期に受講したお茶の水女子大学再教育講座「市民とコミュニケーション」の食品安全のためのリスク分析(食品のリスクとのつきあい方)の講師でいらっしゃいます。また、私の所属する食のコミュニケーションに関する私的勉強会の会員でもあります。
さらに、内閣府食品安全員会事務局の非常勤職員もなさっています。
7月5日は7ページにあり、「食中毒の予防法 二次汚染に注意」でした。
気温が上がると、微生物が倍々と増える時間が短くなり、単位時間当たりの増え方が異常に多くなりますから、タイムリーな話題です。誰でも、ある程度は分かっているでしょうが、この時期に再確認したいものです。
たとえば5月10日は「農薬は落とせる? 調理過程で減少」、5月24日は「遺伝子組み換え大豆 製油用が主流」でした。どれも短い文章の中に、大事なことが書かれています。
こういう文章が連載されるようになったので、私が書く意味は少なくなったと思います。が、日経をとっている人ばかりではないし、お知らせすること自体に意味があるかな?と思います。
なお、メルマガの編集委員さんに今回の内容を相談しましたところ次のようなお返事を頂きました。
瀬古様の記事、読んでいます。千葉さんのお知り合いだったのですね。
記事を読んでいて、千葉さんがいつも言っていることと重なることがあると
感じていました。
「重なることがある」ということで、光栄です。
なお、連載のタイトルの「安心」は、瀬古様自身というより、編集部の意向が強いようです。「安心」と「安全」は異なります。
これについては私が書きました文章が「オトナの食育5月号」にpdfファイルで読めるようにしてあります。
『全国高等学校家庭クラブ連盟機関誌 第56巻第3号2008年4・5月号』 FHJゼミナール
<食べ物についての「思い込み」にさようなら2
「安心と安全」は異なる・「安心・安全」にはコストがかかる
正しく食情報を受け取り、個人と社会をより豊かに>
これから2ヶ月間ほど、暑くて大変でしょうが、お元気でお過ごしください。何を食べたものか困った時は、バックナンバーの夏野菜の料理である「ラタトゥイユ」とかを参考になさってください。
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